産後6日目〜退院
今日で退院。
朝から、授乳をしつつ、荷物準備したり、シャワー浴びたり、会計したりとバタバタ。
きのう嘔吐と発熱で保育園を早退した長男は、今日は平熱らしく元気とのことで、夫とともに病院にやってきた。元気そう。精神的な疲れだったのかも?少し鼻声なので風邪気味は風邪気味っぽい。
1週間ぶりに普通の服を着てメイクをして、ネームバンドを外し、アイスも着替えさせて(みかんの退院の時と同じ服)、いよいよ退院。
交代制なのでお世話になった助産師さんみなさんには挨拶できないけれど、実習生の学生さん(とても真面目ないい子だった)と出産の時にいた助産師さんに見送ってもらう。
長男は、ちょっと興奮状態なのか走り回ったりして困る。
タクシーで帰宅。
入院荷物を片付けたり、ベビーベッド周辺に必要なものを準備したり。
夫と長男には、わたしの引きこもり生活用の食料を買い出ししてもらう。
静かだしリラックスできるけれど、なんだか急に寂しくなる夜。早く慣れたい。
産後5日目
母と子の退院診察。特に問題なしとのこと。
体重をはかると、出産前からマイナス4キロ。妊娠で12キロ太ったのに、産後すぐはこんなもの。
沐浴の練習をする。忘れてしまっていると思ったけれど、やってみると少しずつ思い出してくる。裸にすると、新生児の小ささを実感する。
昼過ぎ、長男の保育園から電話。嘔吐と微熱とのこと。夫にも電話してもらったようで、母が迎えに行くことになっているそう。
母の家で過ごすよりは、保育園でお昼寝させてもらったほうが安静にできるのに、と夫の対応にちょっと不満。
あした退院なのに、感染症だったらどうしようかと不安になってくる。
助産師さんの退院指導。資料も内容も3年前を思い出す。
3時間おきの決まった時間から自律授乳にして、ムラはあるけれど2時間半おきくらい。母乳だけにしたら、やはり間隔が短くなった。
そして、長男と同じく、すごく便通がいい。授乳のたびに出るから、授乳で寝ついてもオムツ替えで起きてしまうのが大変。
長男のことは心配だけど、退院したくない気持ち。経産婦で産後6泊て、今どきかなり長いほうだけど。。長すぎるから?か入院生活に慣れて、このままひと月くらい入院していたい笑
産後4日目
身体は、会陰の痛み以外はかなり楽になってくる。
病院だと売店(コンビニ)で自由に買物もできるけれど、退院後はそうも行かないと思うと、病院のほうが居心地がいい。
ごはんは特別美味しいわけではないけれど、バランスのとれた食事が上げ膳据え膳でありがたい。
母乳の分泌が増えてきたようで、少し張ってくる。完全母乳でいけそう。
見舞いに来た長男は、かなりぐずる。これだけ長いこと母親と離れたことはないから仕方ないか。
2回寝たら退院だからね、と言って押し切るように病棟に戻る。
明日はもう退院診察。長いような短いような。
長男のときもそうだったけれど、病院で人に囲まれている生活から、家に閉じこもった生活に変わるときがとても寂しい。
なんだか無性に、自分は3人目を生むことはあるのだろうか、と考えてしまう。まだ2人目を生んだばかりなのに。
これが最後の出産とは思いたくないような、、あれだけ痛かったのに、、これが本能なのかな。。。
産後3日目
後陣痛は少しずつ楽になってくる。食欲も少しずつ出てくる。傷はまだ痛いので、トイレやシャワーはおそるおそる。
赤ちゃんは長男と同じくすごく便通がいいのか、授乳のたびにうんち。
初日は黒い胎便から、黄色から黄緑のゆるゆるうんち。懐かしい。
調乳指導という名のアイクレオの売り込み。サンプルをもらったけれど、退院後にミルクをあげる機会があるかどうか。
母乳の量が徐々に増えてきた感じ。
長男は、父方ばあばの家に遊びに行ってから見舞いに来てくれる。
眠いからか少しグズグズしている。プレゼントのトーマスのビニールバッグを嬉しそうに見せてくれる。
帰りたくなさそうにしている。
産後6泊7日入院はありがたいけれど、上の子にはなかなかの試練。
深夜の授乳は大変だけれども、入院中は常に相談できる助産師さんがいるし、周りに同じママたちもいるので心強い。
退院したくないなぁという気持ちと、家のこと(長男のこと)が心配になる気持ち。
産後2日目
まだ後陣痛と会陰の痛み。痛み止めを飲んでいても、ときどき横にならないと辛い生理痛のような痛みがする。
夜中以外は3時間毎に授乳。くわえ始めは少し戸惑うけれど、上手に吸ってくれる。
沐浴の見学と、小児科の退院指導を受ける。
この日は長男の誕生日。保育園はお休みして、夫とトーマスの映画を観た後、見舞いに来てくれる。
トーマスの映画は、平日だからかガラ空きだったそう。貨車のトミカをオマケでもらって嬉しそう。
帰りたくなさそうだったけれど、家にプレゼントが置いてあるから探してね、と言って機嫌をとって帰ってもらう。
プレゼントは、トーマスのビニールバック(百均)の中に入れた、トーマスのベッドタイムストーリーの本。
長男は頑張ってくれている。つい最近成功したばかりのおトイレうんちも、頑張って成功しているとのこと。
産後1日目
浅い眠りで何度か目を覚ましつつ朝になる。
後陣痛、会陰の痛み、全身の筋肉痛。
傷を助産師さんに診てもらい、シャワーokとのこと。
3時間毎に授乳時間が設定されているけれど、今日の午前11時から開始。
新生児室に寝ている赤ちゃんを見て、少し実感が湧く。ようやく、ゆっくりと赤ちゃんを眺めてみる。
母乳はまだ少ししか出ていないので、ミルクを足して授乳。
夕方、長男と夫が見舞いにやってくる。長男は昨日は夜遅くなってしまったものの、普段通りに寝られたよう。
今日も普通通りにおしゃべりしてくれる。少しカラ元気かも?という感じ。
翌日が長男の3歳の誕生日。夫とトーマスの映画を観に行くことになっているので、楽しみだね、映画のお話教えてね、という話をする。
帰るときは少し寂しそう。
この日の夜は、授乳はお休みして眠ることに。
第二子出産のこと⑥
産声が聞こえ、「男の子ですよー」と言われ胸に抱かせてもらう。この生温かい感触。長男のときを思い出す。夫と長男を呼ぶ。長男は不思議そうな顔をして見ている。
感動の瞬間だけど、わたしにはまだ恐怖の会陰縫合が続く。長男のときは切開したけど、今回は切開せず。というか、当直のお医者さんが到着したときもう生まれていたから間に合わなかったような。。とにかく、切らずに裂けたということ。
麻酔しているはずなのに、全然効いてない!しかも、縫うの長い!縫われている間、痛い痛い!と叫んでしまった。
陣痛の痛みよりはマシとよく言うけど、痛みの質が違うから、わたしはこういう鋭い痛みの方が苦手かも。とにかく苦痛だった。
そんな状態だったので、赤ちゃんの様子を気にする余裕はなかった。夫はせっせと赤ちゃんの写真を撮っている。
ようやく処置が終わって、赤ちゃんを隣に寝かせてもらう。顔は長男によく似ていた。
このときの感情はどう表現していいかわからない。赤ちゃんに見入りながら、実際、放心状態で。
両親たちが到着する。本当は出産中に長男の子守りをお願いするつもりだったけど、すでに出産後。
そんなとき、後陣痛が強くなってくる。赤ちゃんを夫に託して、後陣痛に耐える。経産婦のほうが後陣痛が強いと聞いてたけど、本当だった。陣痛が終わっても、次々と痛みの試練がやってくる。
22時を過ぎて長男が寝ぐずりはじめたので、家族には帰ってもらうことに。
泣き出した赤ちゃん母乳を少しあげる。また後陣痛がひどくなったけど。
23時頃、母児別室の病院なので、わたしだけ病棟の大部屋ベッドに車椅子で移動。トイレにも行って用を足したけど、これが傷がしみて痛い。
そんなこんなで、眠ることに。と言っても、産後は興奮状態なのかなかなか眠れなかった。